骨折の名称と部位の組合せで正しいのはどれか。【第50回理学療法士国家試験PM90】
第50回理学療法士国家試験PM90 各骨折の概要 理学療法士国家試験には、沢山の骨折名が登場する。主に整形外科学分野の問題であることが多く、大半は骨折の名称と基本的な概要を把握していれば正答することができる。骨折部位を覚える上で、前提条件として解剖学の知識が必要になるため、骨の解剖が把握できていない場合はそちらの学習を優先することをオススメする。ここでは、Jefferson骨折・Malgaigne骨折・Monteggia骨折・Colles骨折・Smith骨折・Bennett骨折・Dupuyt ...
腰椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。【第46回理学療法士国家試験PM86】
第46回理学療法士国家試験PM86 腰椎椎間板ヘルニアの概要 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎体と椎体の間にある椎間板内部の髄核が突出してくることにより脊髄が圧迫され神経症状が出現する。好発部位は第4腰椎と第5腰椎の間であり、椎間板ヘルニアの8割以上を占めるという報告もある。 理学療法士国家試験で出題される椎間板へニアの問題で重要になるポイントは、以下の3つである。 どのレベルで障害されているか(高位判定) 障害された神経根の支配筋は何か 障害された神経根の感覚領域はどこか これらを把握することが ...
大腿四頭筋(Quadriceps)の解剖や起始停止・膝関節の運動について
大腿四頭筋(Quadriceps:クアッドリセプス)とは 大腿四頭筋(Quadriceps)は、外側広筋・内側広筋・大腿直筋・中間広筋の合計4つの筋肉の総称である。股関節や膝関節の運動に大きく関与しており、人間の下肢運動には欠かせない筋肉群である。大腿四頭筋は大腿部の前面に付着しており、中間広筋以外は体表から容易に触知することができる。大腿骨の後面に付着しているハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)とは拮抗筋の関係にあり、大腿四頭筋は膝関節の伸展・ハムストリングは膝関節の屈曲に対して主に作用す ...
回旋筋腱板(Rotator Cuff:RC)の解剖・起始停止・運動について
回旋筋腱板(Rotator Cuff:RC [ローテーター・カフ])とは 回旋筋腱板(Rotator Cuff : RC)とは棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋からなる、板状の腱板のことである。4つの筋肉の腱部分はいずれも肩関節を包むように付着しており、肩関節の運動を補強している。以下には回旋筋腱板を構成している各筋肉の概要を紹介する。 棘上筋(Musculus Supraspinatus) 棘上筋(Musculus Supraspinatus)は肩関節外転作用を持ち、三角筋中部繊維の補助を担 ...
【触診解説】肩甲骨の解剖学と触診①(肩甲棘・肩峰角・肩峰)
触診技術シリーズ概要 日々の治療において必須の能力となるのが触診である。学生の間は論理的思考能力を向上させることが優先課題となるため、触診技術に関してはそこまで重要視されていないケースも散見される。このシリーズでは、生涯学習の一環として触診技術を紹介していく。第一回目となる今回は肩甲骨である。肩甲骨には多くの筋肉が付着しており、筋の触診へとつながる重要な手がかりとなる。 肩甲骨(scapula)の解剖 まずは肩甲骨の触診について紹介していく。肩甲骨における部位の名称や解剖学的特徴は以下のよう ...
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【動脈触知一覧】動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM60】
第53回理学療法士国家試験PM60 体表から触知することができる動脈について 人間の体には沢山の血管が通っており、そのうちのいくつかは体表(皮膚の外側)から触知することができる。血管における触知とは、脈拍を感じる事ができるという意味である。理学療法士国家試験にもいくつかの大切な動脈が頻出しているので、確実に抑えておきたい。 頻出の動脈はすべて自分の体で試す事ができるので、場所と暗記項目を整理しながら覚えるとよい。 特に触知しやすい血管である、総頚動脈・腋窩動脈・上腕動脈・橈骨動脈は、脈拍を測 ...
側頭葉にあるのはどれか・前頭葉に含まれるのはどれか・頭頂葉にあるのはどれか
第49回理学療法士国家試験AM55 理学療法士国家試験に出題される脳の問題について 理学療法士国家試験には、脳・神経系の問題が必ず出題される。実地問題・専門問題両方に出ているため、今回紹介する脳の解剖学的事項は必須の知識となる。 脳・神経系の問題を解く際に必要となる知識は、大まかに分けて「解剖・役割」の2つに大別される。役割を理解することで、発生している症状を理解することにつながるのである。しかしながら、その部位がどこにあるのかを正確に把握していないと、そもそも覚えることが難しい。 近年では ...
心電図の波形で正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM68】
第53回理学療法士国家試験PM68 類似問題:第46回理学療法士国家試験AM65 拍動を担っている心臓の刺激伝導系 心臓は律動的な拍動を行うために、いくつかの線維が連結して電気信号をやり取りしている。これらの線維はまとめて刺激伝導系と呼ばれ、主に洞結節(洞房結節・ペースメーカーともいう)・房室結節・ヒス束・左脚・右脚・プルキンエ線維で構成されている。各繊維に刺激が行き渡ることで、支配している心筋が収縮する。後に紹介する心電図波形とリンクしているため、確実に定着させておきたい。 ...
手根骨を図に示す。 矢印の部位はどれか。【第52回理学療法士国家試験AM52】
第52回理学療法士国家試験AM52 手根骨の配列について 人間の手根骨は以下のようになっている。前述している通り、掌側から手根骨を見ると豆状骨が見えないため、図で出題される場合は背側からであるケースが大半を占める。 手根骨は「豆状骨・三角骨・月状骨・舟状骨・大菱形骨・小菱形骨・有頭骨・有鉤骨」の8つの骨の総称である。足根骨は「踵骨・距骨・舟状骨・立方骨・内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状骨」の7つからなるが、舟状骨に関しては手根骨と足根骨の両方に存在している。 手根骨の覚え方につ ...
胃の解剖について正しいのはどれか。【第52回理学療法士国家試験PM58】
第52回理学療法士国家試験PM58 胃の解剖 胃は大きく分けて3つの部分に分けられている。胃底部は胃の上側、胃体部が胃の中心部、幽門部が胃の下側となっている。胃の右縁は小弯、左縁は大弯と呼ばれる。 胃底部 胃底部には噴門腺と呼ばれる分泌器官が多く存在している。噴門腺にある細胞は副細胞で、粘液を分泌することにより胃液の強力な酸性から胃を保護している。 胃体部 胃体部には胃底腺と呼ばれる細胞が多く分布している。胃底腺が多いのは胃底部ではないので間違えないように注意したい。胃底腺には ...
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【触診解説】肩甲骨の解剖学と触診①(肩甲棘・肩峰角・肩峰)
触診技術シリーズ概要 日々の治療において必須の能力となるのが触診である。学生の間は論理的思考能力を向上させることが優先課題となるため、触診技術に関してはそこまで重要視されていないケースも散見される。このシリーズでは、生涯学習の一環として触診技術を紹介していく。第一回目となる今回は肩甲骨である。肩甲骨には多くの筋肉が付着しており、筋の触診へとつながる重要な手がかりとなる。 肩甲骨(scapula)の解剖 まずは肩甲骨の触診について紹介していく。肩甲骨における部位の名称や解剖学的特徴は以下のよう ...
【問題演習】57回PT国家試験(PM21-100)問題と回答
【問題演習用】第57回PT国家試験(PM21-100)の問題と正答です。 解説は順次掲載しますので、もう少々お待ち下さい。 問題21-30 1. 肺 炎 2. 老 衰 3. 心疾患 4. 悪性新生物 5. 脳血管疾患 1. 時間をかけて作成する。 2. 自分の考えも含めて記載する。 3. 医療事故に至らない場合は作成しない。 4. 責任の所在を追求することが目的である。 5. 管理者は報告しやすい環境を作ることが重要である。 1. 関節リウマチ 2. Parkinson 病 3. 引き抜き損 ...
【問題演習】57回PT国家試験(AM21-100)問題と回答
【問題演習用】第57回PT国家試験(AM21-100)の問題と正答です。 解説は掲載しておりませんので、各種専門書をご確認ください。 問題21-30 1. 専門用語で説明する。 2. 説明用の文書を用意する。 3. 治療のデメリットは伝えない。 4. 心理状態に関わらず患者の決定が優先される。 5. 患者は正当な理由があっても同意を撤回できない。 1. ハンドリングを行う。 2. 休憩を入れずに練習する。 3. 踵接地の練習を繰り返し行う。 4. 後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れる。 5. ...
【医学英語】下肢骨の英語一覧
下肢の骨・筋の英単語一覧です。スペルミス等はお問い合わせページよりご連絡ください。 大腿骨(femur) 日本語 英語 大腿骨頭 caput femoris 大腿骨頚部 collum femoris 大転子 trochanter major 小転子 trochanter minor 転子間稜 crista intertrochanterica 転子窩 fossa trochanterica 大腿骨体 corpus femoris 殿筋粗線 tuberositas glutea 大腿骨粗線 linea as ...
【図解解説】肩の解剖・運動学|起始停止・運動・神経・靱帯・関節可動域
肩関節とは 肩関節とは、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭で構成される関節である。3軸性の球関節であり、骨頭と関節窩の割合が(骨頭:関節窩=3:1)と運動の自由度が高い。肩甲骨関節窩には軟骨性の関節唇があり、これが力学的弱点をカバーする形態を取っている。他にも腱板や靱帯などが関節窩の浅さを補っている。 肩関節の靱帯 肩関節には、烏口上腕靱帯・烏口肩峰靭帯・関節上腕靭帯の計3つの靱帯が存在している。この中でも烏口上腕靱帯は肩関節の運動に関与することも多く、泉水ら(※1)およびPouliartら(※2)に ...
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嚥下で誤っているのはどれか。【第47回理学療法士国家試験PM67】
第47回理学療法士国家試験PM67 類似問題:第46回理学療法士国家試験AM66 嚥下運動とは 嚥下運動とは、口腔内(口の中)で食塊(食べ物の塊)を形成し、食道・胃へ送る一連の運動のことです。簡単に言えば、食べ物を飲み込む動作ということになります。嚥下運動は口腔期(こうくうき)・咽頭期(いんとうき)・食道期(しょくどうき)の3段階に大きく分類され、それぞれで各部位が特徴的な動きをします。 嚥下運動のリハビリは言語聴覚士の分野となるため、理学療法士の国家試験で問われるのは簡単な解 ...
【問題演習】57回PT国家試験(AM21-100)問題と回答
【問題演習用】第57回PT国家試験(AM21-100)の問題と正答です。 解説は掲載しておりませんので、各種専門書をご確認ください。 問題21-30 1. 専門用語で説明する。 2. 説明用の文書を用意する。 3. 治療のデメリットは伝えない。 4. 心理状態に関わらず患者の決定が優先される。 5. 患者は正当な理由があっても同意を撤回できない。 1. ハンドリングを行う。 2. 休憩を入れずに練習する。 3. 踵接地の練習を繰り返し行う。 4. 後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れる。 5. ...
関節リウマチについて正しいのはどれか【第53回理学療法士国家試験AM87】
第53回理学療法士国家試験AM87 関節リウマチの概要 関節リウマチは原因がわかっていない自己免疫性疾患である。進行性であり、関節に炎症が生じると同時に破壊されていく特徴がある。感染やストレスなどにより免疫機能に異常をきたした結果、発症すると考えられている。複数の関節に発生し、左右対称性の関節炎が生じる。好発年齢は30-50歳である。 解説にも記載しているが、初発は四肢末梢の小関節である。男女比は男:女=1:5と女性に多い。疼痛・腫脹・関節可動域の低下などが主訴かつ主症状である。関節破壊は滑 ...
【問題演習】57回PT国家試験(PM21-100)問題と回答
【問題演習用】第57回PT国家試験(PM21-100)の問題と正答です。 解説は順次掲載しますので、もう少々お待ち下さい。 問題21-30 1. 肺 炎 2. 老 衰 3. 心疾患 4. 悪性新生物 5. 脳血管疾患 1. 時間をかけて作成する。 2. 自分の考えも含めて記載する。 3. 医療事故に至らない場合は作成しない。 4. 責任の所在を追求することが目的である。 5. 管理者は報告しやすい環境を作ることが重要である。 1. 関節リウマチ 2. Parkinson 病 3. 引き抜き損 ...
正面から見た大動脈の模式図を示す。 番号と血管名の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。【第49回理学療法士国家試験AM58】
第49回理学療法士国家試験AM58 類似問題:第50回理学療法士国家試験PM59 大動脈の分岐について 動脈の分岐について問われた問題である。基本的な循環器系の解剖知識問題のため、知っていれば容易に正解することができる。左右で対称性があり比較的覚えやすいので、余裕があれば、血管が上行した先にあるウィリス動脈輪も併せて覚えておきたい。以下の画像を参考に覚えておくとよい。
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