整形外科学 理学療法士向け 解剖学 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)筋系

2022/6/4

回旋筋腱板(Rotator Cuff:RC)の解剖・起始停止・運動について

回旋筋腱板(Rotator Cuff:RC [ローテーター・カフ])とは 回旋筋腱板(Rotator Cuff : RC)とは棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋からなる、板状の腱板のことである。4つの筋肉の腱部分はいずれも肩関節を包むように付着しており、肩関節の運動を補強している。以下には回旋筋腱板を構成している各筋肉の概要を紹介する。   棘上筋(Musculus Supraspinatus) 棘上筋(Musculus Supraspinatus)は肩関節外転作用を持ち、三角筋中部繊維の補助を担 ...

反射 整形外科学 理学療法評価学 神経系 解剖学 骨・関節疾患

2022/9/13

腰椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。【第46回理学療法士国家試験PM86】

第46回理学療法士国家試験PM86   腰椎椎間板ヘルニアの概要 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎体と椎体の間にある椎間板内部の髄核が突出してくることにより脊髄が圧迫され神経症状が出現する。好発部位は第4腰椎と第5腰椎の間であり、椎間板ヘルニアの8割以上を占めるという報告もある。 理学療法士国家試験で出題される椎間板へニアの問題で重要になるポイントは、以下の3つである。 どのレベルで障害されているか(高位判定) 障害された神経根の支配筋は何か 障害された神経根の感覚領域はどこか これらを把握することが ...

内科学 問題演習 小児科学 手術 整形外科学 理学療法評価学 生理学 神経内科学 義肢装具学 解剖学 運動学

2023/1/20

【問題演習】57回PT国家試験(PM21-100)問題と回答

【問題演習用】第57回PT国家試験(PM21-100)の問題と正答です。 解説は順次掲載しますので、もう少々お待ち下さい。   問題21-30 1. 肺 炎 2. 老 衰 3. 心疾患 4. 悪性新生物 5. 脳血管疾患 1. 時間をかけて作成する。 2. 自分の考えも含めて記載する。 3. 医療事故に至らない場合は作成しない。 4. 責任の所在を追求することが目的である。 5. 管理者は報告しやすい環境を作ることが重要である。 1. 関節リウマチ 2. Parkinson 病 3. 引き抜き損 ...

整形外科学 解剖学 運動学 (解剖学)骨系

2022/9/13

【図解】膝蓋骨で正しいのはどれか【第54回理学療法士国家試験AM71】

第54回理学療法士国家試験AM71   膝蓋骨の移動について 膝蓋骨には上部は大腿四頭筋腱、下部は膝蓋腱が付着しており、大腿四頭筋の働きによって上下に移動する。大腿骨と関節を形成しているが、浮遊骨と認識しても問題はない。ここからは膝の運動とそれに伴う膝蓋骨の移動について紹介する。   膝伸展に伴う膝蓋骨の移動 膝関節が伸展するためには、大腿四頭筋の十分な収縮が必要になる。大腿四頭筋は下前腸骨棘(骨盤)から起始している筋肉であるため、収縮すると上方向へ引き上げる力を発揮する。つまり、膝関 ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学

2022/10/23

【図解解説】肩の解剖・運動学|起始停止・運動・神経・靱帯・関節可動域

肩関節とは 肩関節とは、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭で構成される関節である。3軸性の球関節であり、骨頭と関節窩の割合が(骨頭:関節窩=3:1)と運動の自由度が高い。肩甲骨関節窩には軟骨性の関節唇があり、これが力学的弱点をカバーする形態を取っている。他にも腱板や靱帯などが関節窩の浅さを補っている。   肩関節の靱帯 肩関節には、烏口上腕靱帯・烏口肩峰靭帯・関節上腕靭帯の計3つの靱帯が存在している。この中でも烏口上腕靱帯は肩関節の運動に関与することも多く、泉水ら(※1)およびPouliartら(※2)に ...

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内科学 循環器系 循環器系 生理学 神経内科学 解剖学

2022/9/13

心電図の波形で正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM68】

第53回理学療法士国家試験PM68   類似問題:第46回理学療法士国家試験AM65   拍動を担っている心臓の刺激伝導系 心臓は律動的な拍動を行うために、いくつかの線維が連結して電気信号をやり取りしている。これらの線維はまとめて刺激伝導系と呼ばれ、主に洞結節(洞房結節・ペースメーカーともいう)・房室結節・ヒス束・左脚・右脚・プルキンエ線維で構成されている。各繊維に刺激が行き渡ることで、支配している心筋が収縮する。後に紹介する心電図波形とリンクしているため、確実に定着させておきたい。 ...

理学療法評価学 生理学 解剖学 触診 運動学 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

成人の安静開脚立位で安定しているのはどれか。【第52回理学療法士国家試験午前69】

第52回理学療法士国家試験AM69   安定性に関する問題のポイント 立位・座位に関わらず、ここから紹介する内容はリハビリを行う上での基本的な物理学の知識となる。コントロールの悪い患者に対しては安定性の高い運動から処方し、徐々にレベルを上げていくことが重要となる。リハビリの難易度を設定する上でも必須の知識であり、問題自体のレベルも低いため、確実に得点できるようにしておきたい。   重心の高さ 重心とは体の重さの釣り合いが取れている点のことを意味している。前後左右方向の重心と上下方向の重 ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 骨英語

2022/10/28

【医学英語】下肢骨の英語一覧

下肢の骨・筋の英単語一覧です。スペルミス等はお問い合わせページよりご連絡ください。 大腿骨(femur) 日本語 英語 大腿骨頭 caput femoris 大腿骨頚部 collum femoris 大転子 trochanter major 小転子 trochanter minor 転子間稜 crista intertrochanterica 転子窩 fossa trochanterica 大腿骨体 corpus femoris 殿筋粗線 tuberositas glutea 大腿骨粗線 linea as ...

反射 整形外科学 理学療法評価学 神経系 解剖学 骨・関節疾患

2022/9/13

腰椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。【第46回理学療法士国家試験PM86】

第46回理学療法士国家試験PM86   腰椎椎間板ヘルニアの概要 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎体と椎体の間にある椎間板内部の髄核が突出してくることにより脊髄が圧迫され神経症状が出現する。好発部位は第4腰椎と第5腰椎の間であり、椎間板ヘルニアの8割以上を占めるという報告もある。 理学療法士国家試験で出題される椎間板へニアの問題で重要になるポイントは、以下の3つである。 どのレベルで障害されているか(高位判定) 障害された神経根の支配筋は何か 障害された神経根の感覚領域はどこか これらを把握することが ...

手術 整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)筋系 (解剖学)骨系 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

68歳の女性。変形性股関節症。発症して10年が経過し、右人工股関節置換術を施行することになった。【第53回理学療法士国家試験AM1】

第53回理学療法士国家試験AM1   変形性股関節症の概要 変形性股関節症は関節軟骨の変性や摩耗が原因となって生じる、股関節の器質的障害である。病期が進むに連れて変形が著しくなり、日常生活に大きな影響を及ぼすこともある。理学療法士国家試験においては重要となるポイントがあるので、得点するだけであればそこまで苦労はしないはずだ。 変形性股関節症の初期では、正座時や階段昇降時などに疼痛が発生する。 進行期から末期になると、関節可動域制限や水腫・歩行困難・疼痛のさらなる増強などが生じる。 レントゲン像の ...

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手術 整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)筋系 (解剖学)骨系 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

68歳の女性。変形性股関節症。発症して10年が経過し、右人工股関節置換術を施行することになった。【第53回理学療法士国家試験AM1】

第53回理学療法士国家試験AM1   変形性股関節症の概要 変形性股関節症は関節軟骨の変性や摩耗が原因となって生じる、股関節の器質的障害である。病期が進むに連れて変形が著しくなり、日常生活に大きな影響を及ぼすこともある。理学療法士国家試験においては重要となるポイントがあるので、得点するだけであればそこまで苦労はしないはずだ。 変形性股関節症の初期では、正座時や階段昇降時などに疼痛が発生する。 進行期から末期になると、関節可動域制限や水腫・歩行困難・疼痛のさらなる増強などが生じる。 レントゲン像の ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 骨・関節疾患 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)筋系 (解剖学)骨系 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

膝関節で正しいのはどれか.【第45回理学療法士国家試験AM72】

第45回理学療法士国家試験AM72   膝関節の解剖 まずは、膝関節周囲の解剖について図解していく。基本的な解剖が理解できていないと、イメージしづらく、問題のインプットに時間を要してしまう。以下に紹介しているものは最低限の暗記項目になるので、繰り返し学習して確実に抑えておきたい。   膝関節前面 まずは膝関節の前面から紹介していく。 ↓膝関節の前面図 膝関節を前面から見ると、前十字靱帯(ACL)が前側に位置している。この他、内側・外側の半月板も確認することができる。X線像などを確認する ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 骨・関節疾患 (解剖学)骨系 (運動学)骨系

2022/9/13

【肩甲帯の運動学】肩甲骨の下方回旋に作用する筋はどれか【第53回理学療法士国家試験AM71】

第53回理学療法士国家試験AM71   肩甲帯の運動を理解する 肩甲帯の運動とは、わかりやすく言い換えると「肩甲骨の動き」である。四肢を中心に考えると、関節が大きく動くイメージがあるかもしれないが、肩甲帯の動きに関してはそこまで大きな動きは起こらない。 しかしながら、肩甲帯の運動は肩関節疾患をみる上でとても重要な指標になるほか、国家試験にも頻出している。そのため、確実に回答できるように準備しておこう。 まずは、肩甲帯の運動の種類について紹介していく。   肩甲帯の挙上 挙上では主に上内 ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 骨英語

2022/10/28

【医学英語】下肢骨の英語一覧

下肢の骨・筋の英単語一覧です。スペルミス等はお問い合わせページよりご連絡ください。 大腿骨(femur) 日本語 英語 大腿骨頭 caput femoris 大腿骨頚部 collum femoris 大転子 trochanter major 小転子 trochanter minor 転子間稜 crista intertrochanterica 転子窩 fossa trochanterica 大腿骨体 corpus femoris 殿筋粗線 tuberositas glutea 大腿骨粗線 linea as ...

リハ概論 整形外科学 整形外科的テスト 理学療法評価学 解剖学 運動学

2022/9/13

【整形外科的テスト】膝前十字靱帯断裂の評価で適切な検査法はどれか。2 つ選べ。

第50回理学療法士国家試験PM32   類似問題:第48回理学療法士国家試験AM29   整形外科的テスト 整形外科的テストとは、骨・筋・神経などの疾患や異常部位を特定することを目的に、基本的には徒手を用いて行う検査である。理学療法士国家試験で出題される整形外科テストにも多くの種類があり、トーマステストなど、名称と検査内容が全く関係ないこともしばしば。 ぜひ、周囲の人と実施しながら検査と名称を紐付けて覚えておきたい。1点問題・3点問題のどちらにも出題される可能性があり、出題確率も非常に ...

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内科学 循環器系 生理学 解剖学

2022/9/13

正面から見た大動脈の模式図を示す。 番号と血管名の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。【第49回理学療法士国家試験AM58】

第49回理学療法士国家試験AM58   類似問題:第50回理学療法士国家試験PM59   大動脈の分岐について 動脈の分岐について問われた問題である。基本的な循環器系の解剖知識問題のため、知っていれば容易に正解することができる。左右で対称性があり比較的覚えやすいので、余裕があれば、血管が上行した先にあるウィリス動脈輪も併せて覚えておきたい。以下の画像を参考に覚えておくとよい。  

理学療法評価学 生理学 解剖学 触診 運動学 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

成人の安静開脚立位で安定しているのはどれか。【第52回理学療法士国家試験午前69】

第52回理学療法士国家試験AM69   安定性に関する問題のポイント 立位・座位に関わらず、ここから紹介する内容はリハビリを行う上での基本的な物理学の知識となる。コントロールの悪い患者に対しては安定性の高い運動から処方し、徐々にレベルを上げていくことが重要となる。リハビリの難易度を設定する上でも必須の知識であり、問題自体のレベルも低いため、確実に得点できるようにしておきたい。   重心の高さ 重心とは体の重さの釣り合いが取れている点のことを意味している。前後左右方向の重心と上下方向の重 ...

内科学 消化器 消化器系 生理学

2022/9/13

胃の解剖について正しいのはどれか。【第52回理学療法士国家試験PM58】

第52回理学療法士国家試験PM58   胃の解剖 胃は大きく分けて3つの部分に分けられている。胃底部は胃の上側、胃体部が胃の中心部、幽門部が胃の下側となっている。胃の右縁は小弯、左縁は大弯と呼ばれる。   胃底部 胃底部には噴門腺と呼ばれる分泌器官が多く存在している。噴門腺にある細胞は副細胞で、粘液を分泌することにより胃液の強力な酸性から胃を保護している。 胃体部 胃体部には胃底腺と呼ばれる細胞が多く分布している。胃底腺が多いのは胃底部ではないので間違えないように注意したい。胃底腺には ...

小児科学 整形外科学 理学療法評価学 生理学 解剖学 骨・関節疾患 (解剖学)骨系

2022/9/13

股関節の図を示す。臼蓋角はどれか。【第53回理学療法士国家試験AM19】

第53回理学療法士国家試験AM19   臼蓋角(sharp-angle) 臼蓋角は両側の涙痕を結ぶ線と涙痕・臼蓋外側縁(臼蓋嘴:きゅうがいし)を結ぶ線がなす角である。単語で暗記するのは難しいかもしれないが、画像を見て涙痕と臼蓋外側縁を覚えておけばそこまで複雑なものではない。 乳幼児の正常値は33-38°ほどとなっており、これ以上角度が大きくなると(=臼蓋外側縁が上がり、臼蓋が浅くなる)発育性股関節形成不全と判断できる。 なお、成人男性の正常値は38-42°、成人女性の正常値は43-45°となって ...

内科学 問題演習 小児科学 手術 整形外科学 理学療法評価学 生理学 神経内科学 義肢装具学 解剖学 運動学

2023/1/20

【問題演習】57回PT国家試験(PM21-100)問題と回答

【問題演習用】第57回PT国家試験(PM21-100)の問題と正答です。 解説は順次掲載しますので、もう少々お待ち下さい。   問題21-30 1. 肺 炎 2. 老 衰 3. 心疾患 4. 悪性新生物 5. 脳血管疾患 1. 時間をかけて作成する。 2. 自分の考えも含めて記載する。 3. 医療事故に至らない場合は作成しない。 4. 責任の所在を追求することが目的である。 5. 管理者は報告しやすい環境を作ることが重要である。 1. 関節リウマチ 2. Parkinson 病 3. 引き抜き損 ...

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