反射 整形外科学 理学療法評価学 神経系 解剖学 骨・関節疾患

2022/9/13

腰椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。【第46回理学療法士国家試験PM86】

第46回理学療法士国家試験PM86   腰椎椎間板ヘルニアの概要 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎体と椎体の間にある椎間板内部の髄核が突出してくることにより脊髄が圧迫され神経症状が出現する。好発部位は第4腰椎と第5腰椎の間であり、椎間板ヘルニアの8割以上を占めるという報告もある。 理学療法士国家試験で出題される椎間板へニアの問題で重要になるポイントは、以下の3つである。 どのレベルで障害されているか(高位判定) 障害された神経根の支配筋は何か 障害された神経根の感覚領域はどこか これらを把握することが ...

整形外科学 解剖学 骨・関節疾患 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)骨系

2022/9/13

大腿骨について正しいのはどれか。【第49回理学療法士国家試験午後52】

第49回理学療法士国家試験PM52   大腿骨の解剖学的構造 大腿骨の解剖は理学療法士国家試験にも頻出している。解剖学的な事項はほぼ暗記問題であるため、覚えておかなければ正答することはできないが、文字だけではなく画像としてイメージすることができていれば、さほど難しくはない。ここからは大腿骨の解剖学的な特徴について、画像を利用しながら解説していく。     大腿骨における各部分の分類 まずは大腿骨の各部分を大まかに分類するための呼称を紹介していく。 大腿骨は大きく分けて4つの部 ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学

2022/10/23

【図解解説】肩の解剖・運動学|起始停止・運動・神経・靱帯・関節可動域

肩関節とは 肩関節とは、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭で構成される関節である。3軸性の球関節であり、骨頭と関節窩の割合が(骨頭:関節窩=3:1)と運動の自由度が高い。肩甲骨関節窩には軟骨性の関節唇があり、これが力学的弱点をカバーする形態を取っている。他にも腱板や靱帯などが関節窩の浅さを補っている。   肩関節の靱帯 肩関節には、烏口上腕靱帯・烏口肩峰靭帯・関節上腕靭帯の計3つの靱帯が存在している。この中でも烏口上腕靱帯は肩関節の運動に関与することも多く、泉水ら(※1)およびPouliartら(※2)に ...

内科学 整形外科学 理学療法評価学 生理学 解剖学

2023/8/4

関節リウマチについて正しいのはどれか【第53回理学療法士国家試験AM87】

第53回理学療法士国家試験AM87   関節リウマチの概要 関節リウマチは原因がわかっていない自己免疫性疾患である。進行性であり、関節に炎症が生じると同時に破壊されていく特徴がある。感染やストレスなどにより免疫機能に異常をきたした結果、発症すると考えられている。複数の関節に発生し、左右対称性の関節炎が生じる。好発年齢は30-50歳である。 解説にも記載しているが、初発は四肢末梢の小関節である。男女比は男:女=1:5と女性に多い。疼痛・腫脹・関節可動域の低下などが主訴かつ主症状である。関節破壊は滑 ...

内科学 問題演習 小児科学 手術 整形外科学 理学療法評価学 生理学 神経内科学 義肢装具学 解剖学 運動学

2023/1/15

【問題演習】57回PT国家試験(AM21-100)問題と回答

【問題演習用】第57回PT国家試験(AM21-100)の問題と正答です。 解説は掲載しておりませんので、各種専門書をご確認ください。   問題21-30 1. 専門用語で説明する。 2. 説明用の文書を用意する。 3. 治療のデメリットは伝えない。 4. 心理状態に関わらず患者の決定が優先される。 5. 患者は正当な理由があっても同意を撤回できない。 1. ハンドリングを行う。 2. 休憩を入れずに練習する。 3. 踵接地の練習を繰り返し行う。 4. 後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れる。 5. ...

もっと見る

整形外科学 理学療法士向け 理学療法評価学 解剖学 触診 運動学 (全般)骨・筋系 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)骨系 (運動学)骨系

2022/5/9

【触診解説】肩甲骨の解剖学と触診①(肩甲棘・肩峰角・肩峰)

触診技術シリーズ概要 日々の治療において必須の能力となるのが触診である。学生の間は論理的思考能力を向上させることが優先課題となるため、触診技術に関してはそこまで重要視されていないケースも散見される。このシリーズでは、生涯学習の一環として触診技術を紹介していく。第一回目となる今回は肩甲骨である。肩甲骨には多くの筋肉が付着しており、筋の触診へとつながる重要な手がかりとなる。   肩甲骨(scapula)の解剖 まずは肩甲骨の触診について紹介していく。肩甲骨における部位の名称や解剖学的特徴は以下のよう ...

整形外科学 解剖学 触診 運動学 骨・関節疾患 (解剖学)筋系

2022/10/22

股関節の内旋運動に関与する筋はどれか。2つ選べ。【第48回理学療法士国家試験PM71】

第48回理学療法士国家試験PM71   股関節の運動に関与する筋 今回の問題で登場している股関節の筋と作用は以下のようになっている。 小殿筋(gluteus minimus) 起始:腸骨後面 停止:大転子 作用:股関節の伸展・屈曲・外転・外旋・内旋   大殿筋(gluteus maximus) 起始:腸骨・仙骨・尾骨後面 停止:腸脛靭帯・殿筋粗面 作用:股関節の伸展・外旋・外転   縫工筋(sartorius) 起始:上前腸骨棘 停止:鵞足(脛骨上部内側) 作用:股関節の屈曲 ...

整形外科学 解剖学 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)筋系 (解剖学)骨系

2022/5/8

大腿四頭筋(Quadriceps)の解剖や起始停止・膝関節の運動について

大腿四頭筋(Quadriceps:クアッドリセプス)とは 大腿四頭筋(Quadriceps)は、外側広筋・内側広筋・大腿直筋・中間広筋の合計4つの筋肉の総称である。股関節や膝関節の運動に大きく関与しており、人間の下肢運動には欠かせない筋肉群である。大腿四頭筋は大腿部の前面に付着しており、中間広筋以外は体表から容易に触知することができる。大腿骨の後面に付着しているハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)とは拮抗筋の関係にあり、大腿四頭筋は膝関節の伸展・ハムストリングは膝関節の屈曲に対して主に作用す ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 骨・関節疾患 (解剖学)骨系 (運動学)骨系

2022/9/13

【肩甲帯の運動学】肩甲骨の下方回旋に作用する筋はどれか【第53回理学療法士国家試験AM71】

第53回理学療法士国家試験AM71   肩甲帯の運動を理解する 肩甲帯の運動とは、わかりやすく言い換えると「肩甲骨の動き」である。四肢を中心に考えると、関節が大きく動くイメージがあるかもしれないが、肩甲帯の動きに関してはそこまで大きな動きは起こらない。 しかしながら、肩甲帯の運動は肩関節疾患をみる上でとても重要な指標になるほか、国家試験にも頻出している。そのため、確実に回答できるように準備しておこう。 まずは、肩甲帯の運動の種類について紹介していく。   肩甲帯の挙上 挙上では主に上内 ...

内科学 循環器系 循環器系 生理学 神経内科学 解剖学

2022/9/13

心電図の波形で正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM68】

第53回理学療法士国家試験PM68   類似問題:第46回理学療法士国家試験AM65   拍動を担っている心臓の刺激伝導系 心臓は律動的な拍動を行うために、いくつかの線維が連結して電気信号をやり取りしている。これらの線維はまとめて刺激伝導系と呼ばれ、主に洞結節(洞房結節・ペースメーカーともいう)・房室結節・ヒス束・左脚・右脚・プルキンエ線維で構成されている。各繊維に刺激が行き渡ることで、支配している心筋が収縮する。後に紹介する心電図波形とリンクしているため、確実に定着させておきたい。 ...

もっと見る

反射 生理学 神経内科学 神経系 解剖学 運動学 (生理学)神経系

2022/9/13

伸張反射について正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM62】

第53回理学療法士国家試験PM62   伸張反射のメカニズム 伸張反射とは、急激な筋の伸張に対して生じる防御反応である。筋肉が過度に引き伸ばされると筋繊維の損傷が生じてしまうため、筋肉を収縮させて未然に防止することが目的である。伸張反射には筋紡錘やいくつかの神経線維が関与しており、簡単なメカニズムは以下のようになっている。 ちなみに、打腱器を用いて行う、いわゆる"腱反射"とは伸張反射のことである。 伸張反射のメカニズム ここからは各器官の名称や役割について紹介していく。 ①筋紡錘 伸張反射におい ...

整形外科学 解剖学 運動学 (解剖学)骨系

2022/9/13

【図解】膝蓋骨で正しいのはどれか【第54回理学療法士国家試験AM71】

第54回理学療法士国家試験AM71   膝蓋骨の移動について 膝蓋骨には上部は大腿四頭筋腱、下部は膝蓋腱が付着しており、大腿四頭筋の働きによって上下に移動する。大腿骨と関節を形成しているが、浮遊骨と認識しても問題はない。ここからは膝の運動とそれに伴う膝蓋骨の移動について紹介する。   膝伸展に伴う膝蓋骨の移動 膝関節が伸展するためには、大腿四頭筋の十分な収縮が必要になる。大腿四頭筋は下前腸骨棘(骨盤)から起始している筋肉であるため、収縮すると上方向へ引き上げる力を発揮する。つまり、膝関 ...

理学療法評価学 生理学 解剖学 触診 運動学 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

成人の安静開脚立位で安定しているのはどれか。【第52回理学療法士国家試験午前69】

第52回理学療法士国家試験AM69   安定性に関する問題のポイント 立位・座位に関わらず、ここから紹介する内容はリハビリを行う上での基本的な物理学の知識となる。コントロールの悪い患者に対しては安定性の高い運動から処方し、徐々にレベルを上げていくことが重要となる。リハビリの難易度を設定する上でも必須の知識であり、問題自体のレベルも低いため、確実に得点できるようにしておきたい。   重心の高さ 重心とは体の重さの釣り合いが取れている点のことを意味している。前後左右方向の重心と上下方向の重 ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 骨英語

2022/10/28

【医学英語】下肢骨の英語一覧

下肢の骨・筋の英単語一覧です。スペルミス等はお問い合わせページよりご連絡ください。 大腿骨(femur) 日本語 英語 大腿骨頭 caput femoris 大腿骨頚部 collum femoris 大転子 trochanter major 小転子 trochanter minor 転子間稜 crista intertrochanterica 転子窩 fossa trochanterica 大腿骨体 corpus femoris 殿筋粗線 tuberositas glutea 大腿骨粗線 linea as ...

リハ概論 整形外科学 整形外科的テスト 理学療法評価学 解剖学 運動学

2022/9/13

【整形外科的テスト】膝前十字靱帯断裂の評価で適切な検査法はどれか。2 つ選べ。

第50回理学療法士国家試験PM32   類似問題:第48回理学療法士国家試験AM29   整形外科的テスト 整形外科的テストとは、骨・筋・神経などの疾患や異常部位を特定することを目的に、基本的には徒手を用いて行う検査である。理学療法士国家試験で出題される整形外科テストにも多くの種類があり、トーマステストなど、名称と検査内容が全く関係ないこともしばしば。 ぜひ、周囲の人と実施しながら検査と名称を紐付けて覚えておきたい。1点問題・3点問題のどちらにも出題される可能性があり、出題確率も非常に ...

もっと見る

内科学 循環器系 生理学 解剖学

2022/9/13

正面から見た大動脈の模式図を示す。 番号と血管名の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。【第49回理学療法士国家試験AM58】

第49回理学療法士国家試験AM58   類似問題:第50回理学療法士国家試験PM59   大動脈の分岐について 動脈の分岐について問われた問題である。基本的な循環器系の解剖知識問題のため、知っていれば容易に正解することができる。左右で対称性があり比較的覚えやすいので、余裕があれば、血管が上行した先にあるウィリス動脈輪も併せて覚えておきたい。以下の画像を参考に覚えておくとよい。  

理学療法評価学 生理学 解剖学 触診 運動学 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

成人の安静開脚立位で安定しているのはどれか。【第52回理学療法士国家試験午前69】

第52回理学療法士国家試験AM69   安定性に関する問題のポイント 立位・座位に関わらず、ここから紹介する内容はリハビリを行う上での基本的な物理学の知識となる。コントロールの悪い患者に対しては安定性の高い運動から処方し、徐々にレベルを上げていくことが重要となる。リハビリの難易度を設定する上でも必須の知識であり、問題自体のレベルも低いため、確実に得点できるようにしておきたい。   重心の高さ 重心とは体の重さの釣り合いが取れている点のことを意味している。前後左右方向の重心と上下方向の重 ...

反射 整形外科学 理学療法評価学 神経系 解剖学 骨・関節疾患

2022/9/13

腰椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。【第46回理学療法士国家試験PM86】

第46回理学療法士国家試験PM86   腰椎椎間板ヘルニアの概要 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎体と椎体の間にある椎間板内部の髄核が突出してくることにより脊髄が圧迫され神経症状が出現する。好発部位は第4腰椎と第5腰椎の間であり、椎間板ヘルニアの8割以上を占めるという報告もある。 理学療法士国家試験で出題される椎間板へニアの問題で重要になるポイントは、以下の3つである。 どのレベルで障害されているか(高位判定) 障害された神経根の支配筋は何か 障害された神経根の感覚領域はどこか これらを把握することが ...

内科学 消化器系 生理学 神経内科学 解剖学 運動学

2022/9/13

嚥下で誤っているのはどれか。【第47回理学療法士国家試験PM67】

第47回理学療法士国家試験PM67   類似問題:第46回理学療法士国家試験AM66   嚥下運動とは 嚥下運動とは、口腔内(口の中)で食塊(食べ物の塊)を形成し、食道・胃へ送る一連の運動のことです。簡単に言えば、食べ物を飲み込む動作ということになります。嚥下運動は口腔期(こうくうき)・咽頭期(いんとうき)・食道期(しょくどうき)の3段階に大きく分類され、それぞれで各部位が特徴的な動きをします。 嚥下運動のリハビリは言語聴覚士の分野となるため、理学療法士の国家試験で問われるのは簡単な解 ...

内科学 循環器系 循環器系 生理学 神経内科学 解剖学

2022/9/13

心電図の波形で正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM68】

第53回理学療法士国家試験PM68   類似問題:第46回理学療法士国家試験AM65   拍動を担っている心臓の刺激伝導系 心臓は律動的な拍動を行うために、いくつかの線維が連結して電気信号をやり取りしている。これらの線維はまとめて刺激伝導系と呼ばれ、主に洞結節(洞房結節・ペースメーカーともいう)・房室結節・ヒス束・左脚・右脚・プルキンエ線維で構成されている。各繊維に刺激が行き渡ることで、支配している心筋が収縮する。後に紹介する心電図波形とリンクしているため、確実に定着させておきたい。 ...

もっと見る