整形外科学 解剖学 運動学 (解剖学)骨系

2022/9/13

【図解】膝蓋骨で正しいのはどれか【第54回理学療法士国家試験AM71】

第54回理学療法士国家試験AM71   膝蓋骨の移動について 膝蓋骨には上部は大腿四頭筋腱、下部は膝蓋腱が付着しており、大腿四頭筋の働きによって上下に移動する。大腿骨と関節を形成しているが、浮遊骨と認識しても問題はない。ここからは膝の運動とそれに伴う膝蓋骨の移動について紹介する。   膝伸展に伴う膝蓋骨の移動 膝関節が伸展するためには、大腿四頭筋の十分な収縮が必要になる。大腿四頭筋は下前腸骨棘(骨盤)から起始している筋肉であるため、収縮すると上方向へ引き上げる力を発揮する。つまり、膝関 ...

整形外科学 理学療法士向け 理学療法評価学 解剖学 触診 運動学 (全般)骨・筋系 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)骨系 (運動学)骨系

2022/5/9

【触診解説】肩甲骨の解剖学と触診①(肩甲棘・肩峰角・肩峰)

触診技術シリーズ概要 日々の治療において必須の能力となるのが触診である。学生の間は論理的思考能力を向上させることが優先課題となるため、触診技術に関してはそこまで重要視されていないケースも散見される。このシリーズでは、生涯学習の一環として触診技術を紹介していく。第一回目となる今回は肩甲骨である。肩甲骨には多くの筋肉が付着しており、筋の触診へとつながる重要な手がかりとなる。   肩甲骨(scapula)の解剖 まずは肩甲骨の触診について紹介していく。肩甲骨における部位の名称や解剖学的特徴は以下のよう ...

内科学 整形外科学 理学療法評価学 生理学 解剖学

2023/8/4

関節リウマチについて正しいのはどれか【第53回理学療法士国家試験AM87】

第53回理学療法士国家試験AM87   関節リウマチの概要 関節リウマチは原因がわかっていない自己免疫性疾患である。進行性であり、関節に炎症が生じると同時に破壊されていく特徴がある。感染やストレスなどにより免疫機能に異常をきたした結果、発症すると考えられている。複数の関節に発生し、左右対称性の関節炎が生じる。好発年齢は30-50歳である。 解説にも記載しているが、初発は四肢末梢の小関節である。男女比は男:女=1:5と女性に多い。疼痛・腫脹・関節可動域の低下などが主訴かつ主症状である。関節破壊は滑 ...

整形外科学 解剖学 触診 運動学 骨・関節疾患 (解剖学)筋系

2022/10/22

股関節の内旋運動に関与する筋はどれか。2つ選べ。【第48回理学療法士国家試験PM71】

第48回理学療法士国家試験PM71   股関節の運動に関与する筋 今回の問題で登場している股関節の筋と作用は以下のようになっている。 小殿筋(gluteus minimus) 起始:腸骨後面 停止:大転子 作用:股関節の伸展・屈曲・外転・外旋・内旋   大殿筋(gluteus maximus) 起始:腸骨・仙骨・尾骨後面 停止:腸脛靭帯・殿筋粗面 作用:股関節の伸展・外旋・外転   縫工筋(sartorius) 起始:上前腸骨棘 停止:鵞足(脛骨上部内側) 作用:股関節の屈曲 ...

小児科学 整形外科学 理学療法評価学 生理学 解剖学 骨・関節疾患 (解剖学)骨系

2022/9/13

股関節の図を示す。臼蓋角はどれか。【第53回理学療法士国家試験AM19】

第53回理学療法士国家試験AM19   臼蓋角(sharp-angle) 臼蓋角は両側の涙痕を結ぶ線と涙痕・臼蓋外側縁(臼蓋嘴:きゅうがいし)を結ぶ線がなす角である。単語で暗記するのは難しいかもしれないが、画像を見て涙痕と臼蓋外側縁を覚えておけばそこまで複雑なものではない。 乳幼児の正常値は33-38°ほどとなっており、これ以上角度が大きくなると(=臼蓋外側縁が上がり、臼蓋が浅くなる)発育性股関節形成不全と判断できる。 なお、成人男性の正常値は38-42°、成人女性の正常値は43-45°となって ...

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理学療法評価学 生理学 解剖学 触診 運動学 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

成人の安静開脚立位で安定しているのはどれか。【第52回理学療法士国家試験午前69】

第52回理学療法士国家試験AM69   安定性に関する問題のポイント 立位・座位に関わらず、ここから紹介する内容はリハビリを行う上での基本的な物理学の知識となる。コントロールの悪い患者に対しては安定性の高い運動から処方し、徐々にレベルを上げていくことが重要となる。リハビリの難易度を設定する上でも必須の知識であり、問題自体のレベルも低いため、確実に得点できるようにしておきたい。   重心の高さ 重心とは体の重さの釣り合いが取れている点のことを意味している。前後左右方向の重心と上下方向の重 ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 骨英語

2022/10/28

【医学英語】下肢骨の英語一覧

下肢の骨・筋の英単語一覧です。スペルミス等はお問い合わせページよりご連絡ください。 大腿骨(femur) 日本語 英語 大腿骨頭 caput femoris 大腿骨頚部 collum femoris 大転子 trochanter major 小転子 trochanter minor 転子間稜 crista intertrochanterica 転子窩 fossa trochanterica 大腿骨体 corpus femoris 殿筋粗線 tuberositas glutea 大腿骨粗線 linea as ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学

2022/10/23

【図解解説】肩の解剖・運動学|起始停止・運動・神経・靱帯・関節可動域

肩関節とは 肩関節とは、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭で構成される関節である。3軸性の球関節であり、骨頭と関節窩の割合が(骨頭:関節窩=3:1)と運動の自由度が高い。肩甲骨関節窩には軟骨性の関節唇があり、これが力学的弱点をカバーする形態を取っている。他にも腱板や靱帯などが関節窩の浅さを補っている。   肩関節の靱帯 肩関節には、烏口上腕靱帯・烏口肩峰靭帯・関節上腕靭帯の計3つの靱帯が存在している。この中でも烏口上腕靱帯は肩関節の運動に関与することも多く、泉水ら(※1)およびPouliartら(※2)に ...

内科学 消化器 消化器系 生理学

2022/9/13

胃の解剖について正しいのはどれか。【第52回理学療法士国家試験PM58】

第52回理学療法士国家試験PM58   胃の解剖 胃は大きく分けて3つの部分に分けられている。胃底部は胃の上側、胃体部が胃の中心部、幽門部が胃の下側となっている。胃の右縁は小弯、左縁は大弯と呼ばれる。   胃底部 胃底部には噴門腺と呼ばれる分泌器官が多く存在している。噴門腺にある細胞は副細胞で、粘液を分泌することにより胃液の強力な酸性から胃を保護している。 胃体部 胃体部には胃底腺と呼ばれる細胞が多く分布している。胃底腺が多いのは胃底部ではないので間違えないように注意したい。胃底腺には ...

整形外科学 理学療法士向け 理学療法評価学 解剖学 触診 運動学 (全般)骨・筋系 (整形外科)骨・筋系 (解剖学)骨系 (運動学)骨系

2022/5/9

【触診解説】肩甲骨の解剖学と触診①(肩甲棘・肩峰角・肩峰)

触診技術シリーズ概要 日々の治療において必須の能力となるのが触診である。学生の間は論理的思考能力を向上させることが優先課題となるため、触診技術に関してはそこまで重要視されていないケースも散見される。このシリーズでは、生涯学習の一環として触診技術を紹介していく。第一回目となる今回は肩甲骨である。肩甲骨には多くの筋肉が付着しており、筋の触診へとつながる重要な手がかりとなる。   肩甲骨(scapula)の解剖 まずは肩甲骨の触診について紹介していく。肩甲骨における部位の名称や解剖学的特徴は以下のよう ...

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リハ概論 小児科学 神経内科学 義肢装具学 脳性麻痺 運動学

2022/9/13

脳性麻痺・GMFCSによるレベルはどれか。【第47回理学療法士国家試験PM17】

第47回理学療法士国家試験PM17   類似問題:第46回理学療法士国家試験AM14   類似問題:第51回理学療法士国家試験AM89   Gross Motor Function Classification System(GMFCS)とは Gross Motor Function Classification System(GMFCS)とは、脳性麻痺児に対して行う評価で、粗大運動能力を検査することができる。健常児であれば遂行可能な全88個の項目から構成され、達成度によって ...

理学療法評価学 生理学 解剖学 触診 運動学 (運動学)筋系 (運動学)骨系

2022/9/13

成人の安静開脚立位で安定しているのはどれか。【第52回理学療法士国家試験午前69】

第52回理学療法士国家試験AM69   安定性に関する問題のポイント 立位・座位に関わらず、ここから紹介する内容はリハビリを行う上での基本的な物理学の知識となる。コントロールの悪い患者に対しては安定性の高い運動から処方し、徐々にレベルを上げていくことが重要となる。リハビリの難易度を設定する上でも必須の知識であり、問題自体のレベルも低いため、確実に得点できるようにしておきたい。   重心の高さ 重心とは体の重さの釣り合いが取れている点のことを意味している。前後左右方向の重心と上下方向の重 ...

内科学 問題演習 小児科学 手術 整形外科学 理学療法評価学 生理学 神経内科学 義肢装具学 解剖学 運動学

2023/1/20

【問題演習】57回PT国家試験(PM21-100)問題と回答

【問題演習用】第57回PT国家試験(PM21-100)の問題と正答です。 解説は順次掲載しますので、もう少々お待ち下さい。   問題21-30 1. 肺 炎 2. 老 衰 3. 心疾患 4. 悪性新生物 5. 脳血管疾患 1. 時間をかけて作成する。 2. 自分の考えも含めて記載する。 3. 医療事故に至らない場合は作成しない。 4. 責任の所在を追求することが目的である。 5. 管理者は報告しやすい環境を作ることが重要である。 1. 関節リウマチ 2. Parkinson 病 3. 引き抜き損 ...

整形外科学 解剖学 運動学 (解剖学)骨系

2022/9/13

【図解】膝蓋骨で正しいのはどれか【第54回理学療法士国家試験AM71】

第54回理学療法士国家試験AM71   膝蓋骨の移動について 膝蓋骨には上部は大腿四頭筋腱、下部は膝蓋腱が付着しており、大腿四頭筋の働きによって上下に移動する。大腿骨と関節を形成しているが、浮遊骨と認識しても問題はない。ここからは膝の運動とそれに伴う膝蓋骨の移動について紹介する。   膝伸展に伴う膝蓋骨の移動 膝関節が伸展するためには、大腿四頭筋の十分な収縮が必要になる。大腿四頭筋は下前腸骨棘(骨盤)から起始している筋肉であるため、収縮すると上方向へ引き上げる力を発揮する。つまり、膝関 ...

整形外科学 理学療法評価学 解剖学 運動学 骨英語

2022/10/28

【医学英語】下肢骨の英語一覧

下肢の骨・筋の英単語一覧です。スペルミス等はお問い合わせページよりご連絡ください。 大腿骨(femur) 日本語 英語 大腿骨頭 caput femoris 大腿骨頚部 collum femoris 大転子 trochanter major 小転子 trochanter minor 転子間稜 crista intertrochanterica 転子窩 fossa trochanterica 大腿骨体 corpus femoris 殿筋粗線 tuberositas glutea 大腿骨粗線 linea as ...

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内科学 問題演習 小児科学 手術 整形外科学 理学療法評価学 生理学 神経内科学 義肢装具学 解剖学 運動学

2023/1/20

【問題演習】57回PT国家試験(PM21-100)問題と回答

【問題演習用】第57回PT国家試験(PM21-100)の問題と正答です。 解説は順次掲載しますので、もう少々お待ち下さい。   問題21-30 1. 肺 炎 2. 老 衰 3. 心疾患 4. 悪性新生物 5. 脳血管疾患 1. 時間をかけて作成する。 2. 自分の考えも含めて記載する。 3. 医療事故に至らない場合は作成しない。 4. 責任の所在を追求することが目的である。 5. 管理者は報告しやすい環境を作ることが重要である。 1. 関節リウマチ 2. Parkinson 病 3. 引き抜き損 ...

反射 生理学 神経内科学 神経系 解剖学 運動学 (生理学)神経系

2022/9/13

伸張反射について正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM62】

第53回理学療法士国家試験PM62   伸張反射のメカニズム 伸張反射とは、急激な筋の伸張に対して生じる防御反応である。筋肉が過度に引き伸ばされると筋繊維の損傷が生じてしまうため、筋肉を収縮させて未然に防止することが目的である。伸張反射には筋紡錘やいくつかの神経線維が関与しており、簡単なメカニズムは以下のようになっている。 ちなみに、打腱器を用いて行う、いわゆる"腱反射"とは伸張反射のことである。 伸張反射のメカニズム ここからは各器官の名称や役割について紹介していく。 ①筋紡錘 伸張反射におい ...

内科学 整形外科学 理学療法評価学 生理学 解剖学

2023/8/4

関節リウマチについて正しいのはどれか【第53回理学療法士国家試験AM87】

第53回理学療法士国家試験AM87   関節リウマチの概要 関節リウマチは原因がわかっていない自己免疫性疾患である。進行性であり、関節に炎症が生じると同時に破壊されていく特徴がある。感染やストレスなどにより免疫機能に異常をきたした結果、発症すると考えられている。複数の関節に発生し、左右対称性の関節炎が生じる。好発年齢は30-50歳である。 解説にも記載しているが、初発は四肢末梢の小関節である。男女比は男:女=1:5と女性に多い。疼痛・腫脹・関節可動域の低下などが主訴かつ主症状である。関節破壊は滑 ...

小児科学 整形外科学 理学療法評価学 生理学 解剖学 骨・関節疾患 (解剖学)骨系

2022/9/13

股関節の図を示す。臼蓋角はどれか。【第53回理学療法士国家試験AM19】

第53回理学療法士国家試験AM19   臼蓋角(sharp-angle) 臼蓋角は両側の涙痕を結ぶ線と涙痕・臼蓋外側縁(臼蓋嘴:きゅうがいし)を結ぶ線がなす角である。単語で暗記するのは難しいかもしれないが、画像を見て涙痕と臼蓋外側縁を覚えておけばそこまで複雑なものではない。 乳幼児の正常値は33-38°ほどとなっており、これ以上角度が大きくなると(=臼蓋外側縁が上がり、臼蓋が浅くなる)発育性股関節形成不全と判断できる。 なお、成人男性の正常値は38-42°、成人女性の正常値は43-45°となって ...

内科学 循環器系 生理学 解剖学

2022/9/13

正面から見た大動脈の模式図を示す。 番号と血管名の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。【第49回理学療法士国家試験AM58】

第49回理学療法士国家試験AM58   類似問題:第50回理学療法士国家試験PM59   大動脈の分岐について 動脈の分岐について問われた問題である。基本的な循環器系の解剖知識問題のため、知っていれば容易に正解することができる。左右で対称性があり比較的覚えやすいので、余裕があれば、血管が上行した先にあるウィリス動脈輪も併せて覚えておきたい。以下の画像を参考に覚えておくとよい。  

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