大腿骨について正しいのはどれか。【第49回理学療法士国家試験午後52】
第49回理学療法士国家試験PM52 大腿骨の解剖学的構造 大腿骨の解剖は理学療法士国家試験にも頻出している。解剖学的な事項はほぼ暗記問題であるため、覚えておかなければ正答することはできないが、文字だけではなく画像としてイメージすることができていれば、さほど難しくはない。ここからは大腿骨の解剖学的な特徴について、画像を利用しながら解説していく。 大腿骨における各部分の分類 まずは大腿骨の各部分を大まかに分類するための呼称を紹介していく。 大腿骨は大きく分けて4つの部 ...
股関節の図を示す。臼蓋角はどれか。【第53回理学療法士国家試験AM19】
第53回理学療法士国家試験AM19 臼蓋角(sharp-angle) 臼蓋角は両側の涙痕を結ぶ線と涙痕・臼蓋外側縁(臼蓋嘴:きゅうがいし)を結ぶ線がなす角である。単語で暗記するのは難しいかもしれないが、画像を見て涙痕と臼蓋外側縁を覚えておけばそこまで複雑なものではない。 乳幼児の正常値は33-38°ほどとなっており、これ以上角度が大きくなると(=臼蓋外側縁が上がり、臼蓋が浅くなる)発育性股関節形成不全と判断できる。 なお、成人男性の正常値は38-42°、成人女性の正常値は43-45°となって ...
膝関節で正しいのはどれか.【第45回理学療法士国家試験AM72】
第45回理学療法士国家試験AM72 膝関節の解剖 まずは、膝関節周囲の解剖について図解していく。基本的な解剖が理解できていないと、イメージしづらく、問題のインプットに時間を要してしまう。以下に紹介しているものは最低限の暗記項目になるので、繰り返し学習して確実に抑えておきたい。 膝関節前面 まずは膝関節の前面から紹介していく。 ↓膝関節の前面図 膝関節を前面から見ると、前十字靱帯(ACL)が前側に位置している。この他、内側・外側の半月板も確認することができる。X線像などを確認する ...
回旋筋腱板(Rotator Cuff:RC)の解剖・起始停止・運動について
回旋筋腱板(Rotator Cuff:RC [ローテーター・カフ])とは 回旋筋腱板(Rotator Cuff : RC)とは棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋からなる、板状の腱板のことである。4つの筋肉の腱部分はいずれも肩関節を包むように付着しており、肩関節の運動を補強している。以下には回旋筋腱板を構成している各筋肉の概要を紹介する。 棘上筋(Musculus Supraspinatus) 棘上筋(Musculus Supraspinatus)は肩関節外転作用を持ち、三角筋中部繊維の補助を担 ...
68歳の女性。変形性股関節症。発症して10年が経過し、右人工股関節置換術を施行することになった。【第53回理学療法士国家試験AM1】
第53回理学療法士国家試験AM1 変形性股関節症の概要 変形性股関節症は関節軟骨の変性や摩耗が原因となって生じる、股関節の器質的障害である。病期が進むに連れて変形が著しくなり、日常生活に大きな影響を及ぼすこともある。理学療法士国家試験においては重要となるポイントがあるので、得点するだけであればそこまで苦労はしないはずだ。 変形性股関節症の初期では、正座時や階段昇降時などに疼痛が発生する。 進行期から末期になると、関節可動域制限や水腫・歩行困難・疼痛のさらなる増強などが生じる。 レントゲン像の ...
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【問題演習】57回PT国家試験(AM21-100)問題と回答
【問題演習用】第57回PT国家試験(AM21-100)の問題と正答です。 解説は掲載しておりませんので、各種専門書をご確認ください。 問題21-30 1. 専門用語で説明する。 2. 説明用の文書を用意する。 3. 治療のデメリットは伝えない。 4. 心理状態に関わらず患者の決定が優先される。 5. 患者は正当な理由があっても同意を撤回できない。 1. ハンドリングを行う。 2. 休憩を入れずに練習する。 3. 踵接地の練習を繰り返し行う。 4. 後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れる。 5. ...
【整形外科的テスト】膝前十字靱帯断裂の評価で適切な検査法はどれか。2 つ選べ。
第50回理学療法士国家試験PM32 類似問題:第48回理学療法士国家試験AM29 整形外科的テスト 整形外科的テストとは、骨・筋・神経などの疾患や異常部位を特定することを目的に、基本的には徒手を用いて行う検査である。理学療法士国家試験で出題される整形外科テストにも多くの種類があり、トーマステストなど、名称と検査内容が全く関係ないこともしばしば。 ぜひ、周囲の人と実施しながら検査と名称を紐付けて覚えておきたい。1点問題・3点問題のどちらにも出題される可能性があり、出題確率も非常に ...
腰椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。【第46回理学療法士国家試験PM86】
第46回理学療法士国家試験PM86 腰椎椎間板ヘルニアの概要 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎体と椎体の間にある椎間板内部の髄核が突出してくることにより脊髄が圧迫され神経症状が出現する。好発部位は第4腰椎と第5腰椎の間であり、椎間板ヘルニアの8割以上を占めるという報告もある。 理学療法士国家試験で出題される椎間板へニアの問題で重要になるポイントは、以下の3つである。 どのレベルで障害されているか(高位判定) 障害された神経根の支配筋は何か 障害された神経根の感覚領域はどこか これらを把握することが ...
【触診解説】肩甲骨の解剖学と触診①(肩甲棘・肩峰角・肩峰)
触診技術シリーズ概要 日々の治療において必須の能力となるのが触診である。学生の間は論理的思考能力を向上させることが優先課題となるため、触診技術に関してはそこまで重要視されていないケースも散見される。このシリーズでは、生涯学習の一環として触診技術を紹介していく。第一回目となる今回は肩甲骨である。肩甲骨には多くの筋肉が付着しており、筋の触診へとつながる重要な手がかりとなる。 肩甲骨(scapula)の解剖 まずは肩甲骨の触診について紹介していく。肩甲骨における部位の名称や解剖学的特徴は以下のよう ...
股関節の図を示す。臼蓋角はどれか。【第53回理学療法士国家試験AM19】
第53回理学療法士国家試験AM19 臼蓋角(sharp-angle) 臼蓋角は両側の涙痕を結ぶ線と涙痕・臼蓋外側縁(臼蓋嘴:きゅうがいし)を結ぶ線がなす角である。単語で暗記するのは難しいかもしれないが、画像を見て涙痕と臼蓋外側縁を覚えておけばそこまで複雑なものではない。 乳幼児の正常値は33-38°ほどとなっており、これ以上角度が大きくなると(=臼蓋外側縁が上がり、臼蓋が浅くなる)発育性股関節形成不全と判断できる。 なお、成人男性の正常値は38-42°、成人女性の正常値は43-45°となって ...
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膝関節で正しいのはどれか.【第45回理学療法士国家試験AM72】
第45回理学療法士国家試験AM72 膝関節の解剖 まずは、膝関節周囲の解剖について図解していく。基本的な解剖が理解できていないと、イメージしづらく、問題のインプットに時間を要してしまう。以下に紹介しているものは最低限の暗記項目になるので、繰り返し学習して確実に抑えておきたい。 膝関節前面 まずは膝関節の前面から紹介していく。 ↓膝関節の前面図 膝関節を前面から見ると、前十字靱帯(ACL)が前側に位置している。この他、内側・外側の半月板も確認することができる。X線像などを確認する ...
【図付き】肩の整形外科的テスト(8種)/腱板損傷・腱板断裂・肩インピンジメント症候群
腱板断裂・損傷の整形外科的テスト 腱板断裂や腱板損傷の整形外科的テストには、フルカンテスト・エンプティカンテスト・リフトオフテスト・ベリープレステスト・ベアハグテストなどがある。棘上筋・肩甲下筋・小円筋をテストするのが一般的である。 フルカンテスト(Full Can Test)【棘上筋】 フルカンテスト(Full Can Test)は棘上筋の機能を検査するための整形外科的テストである。母指を上向きにした状態で肩関節を90°外転位にし、前腕部分に抵抗をかける。この際に痛みが出れば損傷などの可能 ...
【整形外科的テスト】膝前十字靱帯断裂の評価で適切な検査法はどれか。2 つ選べ。
第50回理学療法士国家試験PM32 類似問題:第48回理学療法士国家試験AM29 整形外科的テスト 整形外科的テストとは、骨・筋・神経などの疾患や異常部位を特定することを目的に、基本的には徒手を用いて行う検査である。理学療法士国家試験で出題される整形外科テストにも多くの種類があり、トーマステストなど、名称と検査内容が全く関係ないこともしばしば。 ぜひ、周囲の人と実施しながら検査と名称を紐付けて覚えておきたい。1点問題・3点問題のどちらにも出題される可能性があり、出題確率も非常に ...
【触診解説】肩甲骨の解剖学と触診①(肩甲棘・肩峰角・肩峰)
触診技術シリーズ概要 日々の治療において必須の能力となるのが触診である。学生の間は論理的思考能力を向上させることが優先課題となるため、触診技術に関してはそこまで重要視されていないケースも散見される。このシリーズでは、生涯学習の一環として触診技術を紹介していく。第一回目となる今回は肩甲骨である。肩甲骨には多くの筋肉が付着しており、筋の触診へとつながる重要な手がかりとなる。 肩甲骨(scapula)の解剖 まずは肩甲骨の触診について紹介していく。肩甲骨における部位の名称や解剖学的特徴は以下のよう ...
【肩甲帯の運動学】肩甲骨の下方回旋に作用する筋はどれか【第53回理学療法士国家試験AM71】
第53回理学療法士国家試験AM71 肩甲帯の運動を理解する 肩甲帯の運動とは、わかりやすく言い換えると「肩甲骨の動き」である。四肢を中心に考えると、関節が大きく動くイメージがあるかもしれないが、肩甲帯の動きに関してはそこまで大きな動きは起こらない。 しかしながら、肩甲帯の運動は肩関節疾患をみる上でとても重要な指標になるほか、国家試験にも頻出している。そのため、確実に回答できるように準備しておこう。 まずは、肩甲帯の運動の種類について紹介していく。 肩甲帯の挙上 挙上では主に上内 ...
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関節リウマチについて正しいのはどれか【第53回理学療法士国家試験AM87】
第53回理学療法士国家試験AM87 関節リウマチの概要 関節リウマチは原因がわかっていない自己免疫性疾患である。進行性であり、関節に炎症が生じると同時に破壊されていく特徴がある。感染やストレスなどにより免疫機能に異常をきたした結果、発症すると考えられている。複数の関節に発生し、左右対称性の関節炎が生じる。好発年齢は30-50歳である。 解説にも記載しているが、初発は四肢末梢の小関節である。男女比は男:女=1:5と女性に多い。疼痛・腫脹・関節可動域の低下などが主訴かつ主症状である。関節破壊は滑 ...
嚥下で誤っているのはどれか。【第47回理学療法士国家試験PM67】
第47回理学療法士国家試験PM67 類似問題:第46回理学療法士国家試験AM66 嚥下運動とは 嚥下運動とは、口腔内(口の中)で食塊(食べ物の塊)を形成し、食道・胃へ送る一連の運動のことです。簡単に言えば、食べ物を飲み込む動作ということになります。嚥下運動は口腔期(こうくうき)・咽頭期(いんとうき)・食道期(しょくどうき)の3段階に大きく分類され、それぞれで各部位が特徴的な動きをします。 嚥下運動のリハビリは言語聴覚士の分野となるため、理学療法士の国家試験で問われるのは簡単な解 ...
伸張反射について正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM62】
第53回理学療法士国家試験PM62 伸張反射のメカニズム 伸張反射とは、急激な筋の伸張に対して生じる防御反応である。筋肉が過度に引き伸ばされると筋繊維の損傷が生じてしまうため、筋肉を収縮させて未然に防止することが目的である。伸張反射には筋紡錘やいくつかの神経線維が関与しており、簡単なメカニズムは以下のようになっている。 ちなみに、打腱器を用いて行う、いわゆる"腱反射"とは伸張反射のことである。 伸張反射のメカニズム ここからは各器官の名称や役割について紹介していく。 ①筋紡錘 伸張反射におい ...
【動脈触知一覧】動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか。【第53回理学療法士国家試験PM60】
第53回理学療法士国家試験PM60 体表から触知することができる動脈について 人間の体には沢山の血管が通っており、そのうちのいくつかは体表(皮膚の外側)から触知することができる。血管における触知とは、脈拍を感じる事ができるという意味である。理学療法士国家試験にもいくつかの大切な動脈が頻出しているので、確実に抑えておきたい。 頻出の動脈はすべて自分の体で試す事ができるので、場所と暗記項目を整理しながら覚えるとよい。 特に触知しやすい血管である、総頚動脈・腋窩動脈・上腕動脈・橈骨動脈は、脈拍を測 ...
股関節の図を示す。臼蓋角はどれか。【第53回理学療法士国家試験AM19】
第53回理学療法士国家試験AM19 臼蓋角(sharp-angle) 臼蓋角は両側の涙痕を結ぶ線と涙痕・臼蓋外側縁(臼蓋嘴:きゅうがいし)を結ぶ線がなす角である。単語で暗記するのは難しいかもしれないが、画像を見て涙痕と臼蓋外側縁を覚えておけばそこまで複雑なものではない。 乳幼児の正常値は33-38°ほどとなっており、これ以上角度が大きくなると(=臼蓋外側縁が上がり、臼蓋が浅くなる)発育性股関節形成不全と判断できる。 なお、成人男性の正常値は38-42°、成人女性の正常値は43-45°となって ...
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